計量に関する制度は、経済・社会の最も基本的な制度であり、国民生活のあらゆる分野の基盤的制度です。計量の基準を定め、適正な計量を確保することは、日常の生活を守るとともに、経済の発展及び文化の向上のために非常に重要なものです。経済産業省では現行の計量法が施行された平成5年11月1日にちなみ、以後11月1日を「計量記念日」とし、計量法の適切な実施とともに計量思想の普及啓発に努めています。 本年も計量記念日全国大会を中心とする各種事業を地域をあげて推進し、広く計量への意識を喚起するとともに、関係者相互の連携強化をはかることを目指します。 計量記念日(11月1日) 毎年11月1日を計量記念日として、計量制度の普及や社会全体の計量意識の向上を目指している。 電気記念日(3月25日)、発明記念日(4月18日)、貿易記念日(6月28日)とともに経済産業省4大記念日のひとつ。
北森 俊行
東京大学 名誉教授
有山 雅子
公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会理事 消費者相談室長
大井みさほ
東京学芸大学 名誉教授
戸谷 嘉孝
東京都計量検定所 所長
千葉 光一
独立行政法人産業技術総合研究所 計測標準研究部門 研究部門長
露木 和男
早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授
森本 修
一般財団法人日本品質保証機構 理事長
鍋島 孝敏
一般社団法人日本計量振興協会 理事 /計量記念日全国大会 実行委員長
「信号の規則~交差点での信号待ちを最適化する」
神奈川県 小学6年 板橋 未和 さん
「しゃぼん玉のけんきゅう」
広島県 小学2年 谷本 優依 さん
【くろうしたところ】 一ばんくろうしたのは、しゃぼん玉を作っていると中でとんで行ってしまうことです。それから、作るとき、いきをゆっくりはきつづけるのにくろうしました。12㎝をこえるようなしゃぼん玉を作ると、いきがくるしくなりました。
【わかったこと】 (1)えきのちがい:台ところの中せいせんざいで一ばん大きなしゃぼん玉ができました。みせで売っているしゃぼん玉えきと同じくらいの大きさができたのでびっくりしました。せんたくのえきたいせんざいで作ったしゃぼん玉が大きくなかったのもびっくりでした。 (2)こさのちがい:大ざっぱに、えきのこい方が大きいしゃぼん玉ができると言うよそうは、あたっていました。台どころの中せいせんざい、おふろのシャンプー、ボディウォッシュはぜんぜん水がまざっていないより、少し水がまざっている方が大きなしゃぼん玉ができました。
せんたくのえきたいせんざいは、水30で一ばん大きなしゃぼん玉になりました。えきたいせんざいは水10よりこいと小さなしゃぼん玉しかできませんでした。 (3)そのた:みせで売っているしゃぼん玉えきで、一ばん大きなしゃぼん玉ができました。売られているしゃぼん玉えきなのでとうぜんだと思いました。石けんは、とけなくなるまで水にとかしたものが中せいせんざいで作ったものと同じ大きさのしゃぼん玉になることがわかりました。
【はってん】 しゃぼん玉ができてからこわれるまでの時間をはかってみることにしました。 そのけっかはよそうとちがって、大きなしゃぼん玉ができるえきほどなかなかこわれないとは言えませんでした。台どころの中せいせんざいが大きなしゃぼん玉ができるし、なかなかこわれません。売っているしゃぼん玉えきのかわりにつかえると思います。シャンプーやボディウォッシュもしゃぼん玉はできますが、あまりよくないと思います。えきたいせんざいは、しゃぼん玉にはむきません。
「じょうけんちがいの水のじょう発」
広島県 小学4年 河野 咲季 さん
【研究の計画】 (1)いつ:平成25年7月24日~8月10日。 (2)どこで:自分の家のベランダ(手すり)。 (3)やり方:1)同じ形の500 mlペットボトルを集める。 2)11種類のペットボトルや色水などを準備する。 3)それぞれのペットボトルをはかりに乗せて300gまでそれぞれの水を入れる。 4)ベランダの手すりにペットボトルを固定する。5)最高最低温度計をベランダのかげにセットする。 6)日がくれてからセットしたペットボトルを取り出しはかりに乗せて重さを計る。7)その日の天気、新聞の最高最低温度(広島)、ベランダの最高最低温度を記録する。8)結果を折れ線グラフにして気温とじょう発の関係と色との関係を調べる。
【11種類のペットボトルの説明】 ①透明なペットボトルに透明な水、②白色にぬったペットボトルに透明な水、③黒色にぬったペットボトルに透明な水、④アルミハクをまき付けたペットボトルに透明な水、⑤透明なペットボトルに赤い水、⑥透明なペットボトルに青い水、⑦透明なペットボトルに黄色い水、⑧赤セロファンをまき付けたペットボトルに透明な水、⑨青セロファンをまき付けたペットボトルに透明な水、⑩黄セロファンをまき付けたペットボトルに透明な水、⑪緑セロファンをまき付けたペットボトルに透明な水。 【予想】 黒色はねつをきゅうしゅうしやすいので③のペットボトルが1番じょう発すると思います。青色の濃い⑥や⑨のペットボトルが2番、3番だと思います。白色の②のペットボトルが11番だと思います。アルミハクは・・・? 【実験1の結果】 7月24日~26日の3日間観察しましたが重さがほとんど変わらずさが出ませんでした。そこで、じょう発しにくいと思い(ペットボトル(実験1))、カッターでペットボトルの上部を切り(ペットボトル(実験2))、もう1度初めから実験(実験2)をすることにしました。 【実験2の結果】 【実験1と実験2から分かったこと】 実験1のペットボトルの口の直径は2 cmで、種類③のペットボトルで1日だいたい3gじょう発しました。実験2のペットボトルの口の直径は6cmで、種類③のペットボトルで1日だいたい15gじょう発しました。
ペットボトルの口の直径は、実験1と2では3倍、じょう発した水は5倍なので、直径が3倍になると水が5倍じょう発することがわかりました。 【実験2から分かったこと】 太陽のねつをきゅうしゅうしやすいこい色はじょう発しやすく、明るい色や光を通さないアルミハクは、じょう発しにくい結果が折れ線グラフを見ると良く分かりました。気温の低い雨の日は、じょう発しにくいことが良く分かりました。グラフを良く見ると3つのなかまに分かれています(アルミハクと白色、黒色と青液、それ以外)。新聞の最高最低気温は、たぶん百葉箱で調べていると思います。ベランダとは最高気温はさが出ましたが、最低気温はあまりさがないことが分かりました。
「ヘチマの茎ののびと気温の関係」
神奈川県 小学6年 藤原 美穂 さん
結果は、昼よりも夜の方がのびていて、特に先端部分がのびていたことが分かった。これは、昼間光合成によってつくられた養分が夜に使われるから夜にのびるのだと思います。 今年は暑かったせいか、ヘチマの茎や葉が大きく成長して、毎回測定するのが楽しみでした。実も大きく育ってうれしいです。この私が育てたヘチマでたわしを作ってみたいです。
長野県 小学4年
群馬県 中学1年
愛知県