平成23年度  何でもはかってみようコンテスト 入選作品紹介

小学生が、学校や家庭生活の中の身近なものについて、多様な方法や考え方によって、「はかる」(計る、量る、測る)ことを実践し、「はかることの楽しさ」、「はかることの大切さ」を体験・理解できる場を提供することにより、小学生の計量に関する理解の向上を図るとともに、理科教育及び考えることの学習の推進を図ることを目的に、「何でもはかってみようコンテスト」の募集を行いました。
今年度で 7年目となるこのコンテストも、当会会員、地方計量行政機関、計量関係団体、企業を通じて募集したところ、78点の応募がありました。
計量記念日実行委員会委員による一次審査にて 24作品を選定し、学識経験者による「何でもはかってみようコンテスト」審査委員会にて厳正なる最終審査を行いました。その結果、最優秀作品賞1点、優秀作品賞2点、特別賞1点および奨励賞20点を決定しました。



「何でもはかってみようコンテスト」審査委員会委員
委員長 北森 俊行 東京大学 名誉教授
委 員 有山 雅子 公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会
理事 東日本支部支部長
委 員 大井みさほ 東京学芸大学 名誉教授
委 員 寺井  勝 東京都計量検定所 所長
委 員 田中  充 独立行政法人産業技術総合研究所
標準計測分野 副研究統括
委 員 露木 和男 早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授
委 員 森本  修 一般財団法人日本品質保証機構 理事長
委 員 服部  晉 一般社団法人日本計量振興協会 副会長
/計量記念日全国大会 実行委員長



入賞作品一覧


1. 最優秀作品賞

テーマ
受賞者
あさがおのいろのへんか ぴいえっちをはかつてみたよ
茨城県つくば市立二の宮小学校 1年
薮崎 菜月 さん

あさがおのかんさつをしていたら、あまつぶがついていたところだけ、はなびらのいろがうすいあおからぴんくにかわっていた。とてもふしぎだったので、いろいろなみずにはなびらををつけるじつけんをしました。
じつけんのほうほうは、
@あさがおのはなを2せんちめえとるぐらいにきって、いろいろなみずにつけて20ぷんたったらいろをくらべた。
Aあさがおのはなびらをさらにいれて、おはしのおしりでよくつぶしていろみずをつくり、いろいろなみずとまぜて、いろがかわるのをしらべた。
Bいろいろなみずのぴいえっちを、ぴいえっちしけんしをつかってはかった。
ぱいなっぷるのしぼりじる、れもんじる、おす、せっけんすい、はんどそおぷをみずでうすめたもの、すいどうすいにはなびらをつけた@のけっかは、ぱいなっぷるのしぼりじる、れもんじる、おすにつけたはなびらはぴんくにかわった。おすがいちばんぴんくになった。ぱいんははしつこだけがぴんくになった。せっけんすい、はんどそおぷにつけたはなびらはあおくへんかした。せっけんすいがいちばんあおくなった。はんどそおぷははしつこだけがあおくなった。
むらさきいろのあさがおのいろみずを、@とおなじいろいろなみずとまぜたAのけっかは、おすとれもんじるをまぜるとぴんくにかわった。せっけんすいをまぜるとあおがこくなった。

じつけんでつかったいろいろなみずのぴいえっちをはかったBのけっかは、ぱいなっぷるは4、れもんじるは3、おすは4、せっけんすいは8、はんどそおぷは8、すいどうすいは7だった。

じつけんのまとめは、
1)あさがおのはなのいろは、おすやれもんじるなどのすっぱいみずでぴんくになった。
2)すっぱいみずのぴいえっちは、ひくかつた。
3)せつけんすいのぴいえっちはたかかった。
4)ぴいえっちがたかいとはなびらがあおくなった。
5)あさがおのはなびらのいろがあめでぴんくにかわったのは、あめのぴいえっちがひくかったからだとおもう。


2. 優秀作品賞

テーマ
受賞者
日本語をはかる
神奈川県藤沢市立辻堂小学校 2年
中村 凜太郎 さん

学校がおやすみになると、おとうさんの生まれた山口けんほうふしにきせいします。そのたびに、ぼくのことばがかわっているのにきづきました。ほうふでは、「何かをしている」のことを「何かしちょる」といいます。同じ日本語なのに、とどうふけんによって、ことばがそれぞれちがうのは、ふしぎだとおもいました。そのふしぎをかいけつするために、日本語をけんきゅうしてみようと思いました。こ年は、ほっ海どう、おきなわ、ほうふに行くので、そのばしょでしらべてみようと思います。ぼくのよそうは、ちかくにすんでいる人のほうが、ことばのいみがわかるです。

ことばをはかるほうほうは、
@ほっ海どうとおきなわにずっとすんでいる人に、まい日つかうことば、年れいやせいべつにかんけいなくだれでもつかうことば、ぜんたいでつかうことば、をえらぶときのきまりとして、それぞれ5つえらんでもらいました。ほっかいどうのとうやこのちかくにすむ53さいのうかのひと(男)がえらんだことばは、なーましばれる(とてもさむい)、あずましくない(いごこちがわるい)、ばくってくれんべか(こうかんしてくれないか)、こわれた(つかれた)、ゴミなげてこい(ゴミすててこい)です。おきなわのよみたそんにすむ84さいのみせばんのひと(女)がえらんだことばは、はいさい(こんにちは)、でーじあつい(とてもあつい)、めんそーれ(いらっしゃい)、にふぇーでーびる(ありがとうございます)、かりゆし(めでたい)です。
Aほうふしとぼくがすんでいるふじさわしのおとな子ども10人に、ほっ海どう、おきなわのことばのいみをきく。いみがわかれば○(2てん)、すこしわかれば△(1てん)、わからなければ×(0てん)としてけいさんする。
Bほうふしとふじさわしのてんすうをごうけいして、けっかをくらべる。てんすうのたかいほうが、ことばのいみがわかったということになる。
けんきゅうしたけっか、ふじさわにすんでいる人はほうふしの人よりもほっ海どうのことばがわかりましたが、おきなわのことばもわかりました。おきなわは、ぼくのよそうははずれました。けっかから考えたことは、近くにすんでいるよりも、そっちに行ったことがある人のほうがそのとちのことばがわかるようです。てんすうをくらべてみるとみんな、おきなわよりもほっ海どうのことばのほうがわかりました。おきなわのほうがむずかしいというかんそうがたくさんありました。ほんしゅうとほっ海どうがすごく近いことにかんけいあるのかもしれないと思いました。

テーマ
受賞者
電力消ひ量〜電力をたくさん使うのはどれかな〜
茨城県つくば市立二の宮小学校 3年
豊田 耕大 さん

今年の夏は「せつ電」が大切だとテレビで言っています。天気予ほうみたいな「電気予ほう」もやっています。だから、ぼくもせつ電に協力したいと思いました。家にはたくさんの電化せい品があります。これらの電化せい品が一体どれくらいの電力を消ひしているかをはかることでせつ電対さくができると思うので、家の中の消ひ電力の多い電化せい品をはかってみようと思います。
方法は、
@ワット(消ひ電力)メーター付タップ5個口を使って、ぼく、お母さん、お父さんがよく使う電化せい品上位5つの電力量をはかる。
Aそれらの電化せい品の電気を使わない使い方を調べる。

分かった事は、
@電流(A)、電圧(V)から消ひ電力(W)=A×Vになる。
A電化せい品には消ひ電力が書いてあるが、実さいは少しちがう。
B電化せい品には、電力消ひ量を少なくする方法がさいしょからついているものがある。
C待き電力があるので、こまめにソケットを抜く必ようがある。
Dゲームはやらないことが、せつ電にもけんこうにもいいと思った
Eアイロンやドライヤーのように熱いものは、たくさん電力を使う。

調べた感想は、ゲームはあまり電力をつかわないので、びっくりしました。たくさん使いそうなテレビは、1000Wこえるかなと思ったけれど10分の1くらいの
123Wしかつかわないのでおどろきました。せつ電のことを調べてみて「せつ電は大切だな」と、ふかく思いました。やり方は、省エネモードを上手に使ったり、使わない時は電源を消すことが大切だと思いました。



3. 特別賞

テーマ
受賞者
キウイフルーツをいろいろはかってみよう!
茨城県つくば市立二の宮小学校 3年
板橋 千寿 さん

わたしの家では、 2006年3月ににわにキウイフルーツのオスの木とメスの木を1本ずつうえました。2007年には、オス、メスの木に花はさきませんでした。2008年には、オスの木に花がさきましたが、メスの木にさかなかつたので、実はなりませんでした。2009年には、メスの木に花がさきましたが、オ スの木にさかなかったので、メスの花にお父さんがお友だちからもらってきたオスの花の花ふんをつけたら、実ができはじめました。そこで、キウイフルーツの実が大きくなっていくようすを、大きさを測りながらかんさつしました。 2010年には、オス、メスの木に花がさいてたくさん実ができたので、こんどは1こずつの実のおもさを測りながら、1本の木にぜんぶでいくつの実がなるか数えました。このかんさつ記ろくは、キウイフルーツの実が大きくなっていくようすや、実のおもさをはかった2年分の記ろくです。

【 2009年:キウイフルーツの実の大きさをはかろう!】

1週間ごとにある1この実の大きさをはかりつづけました。実のたての長さは、じょうぎではかります。実のまわりの長さは、スズランテープを実のまわりにまいてしるしをつけ、後でじょうぎで長さをはかります。

わかったことは、実のたての長さは、花ふんをじゅふんさせてからはじめの 1か月の間にまずぐーんとのびています。そして、その後は少しずつのびていくことがグラフからわかります。実のまわりの長さは、はじめの3週間ははかっていませんが、どうやらたての長さと同じようにのびていくようです。

 

【 2010年:キウイフルーツの実のおもさをはかろう!】

実をしゅうかくしたら、1こずつはかりにのせて、おもさをはかります。実の数合計は 192こで、1番大きい実は176g、1番小さい実は35gで、実の重さの合計は19.5kgになりました。

2年間のかんさつ記ろくから、キウイフルーツの実について、@実は同じような調子で少しずつ大きくなっていくのではなくて、はじめの1か月でぐーんと大きくなり、その後は少しずつ大きくなっていく。Aメスの木1本から約20kgの実が取れる。

 



4. 奨励賞

「いろいろなものをはかったよ」 藤原 大和 さん 神奈川県平塚市立松が丘小学校 1年
「じゃぼんだまをはかる」 吉本まりあ さん 神奈川県平塚市立松が丘小学校 1年
「まい日入るおふろの水 どれくらいかな?」 安富 美佳 さん 山梨県山梨市立日下部小学校 2年
「ジュースと水のおもさ」 田中 杏樹 さん 神奈川県藤沢市立辻堂小学校 2年
「虫をはかる!」 山本 幸喜 さん 神奈川県平塚市立松が丘小学校 2年
「体おんのへんかを調べる」 田尻優佳子 さん 熊本県熊本県立玉名町小学校 3年
「ペットボトルの氷 一番もつのはどーれ?」 加藤 千尋 さん 茨城県つくば市立二の宮小学校 3年
「おいしいゆでたまごの作り方」 古塚  開 さん 神奈川県藤沢市立片瀬小学校 3年
「わが家の節電大作戦!」 北澤 美涼 さん 神奈川県小田原市立芦子小学校 3年
「夏の花の花粉 〜形と大きさのひかく〜」 薮崎 晴花 さん 茨城県つくば市立二の宮小学校 4年
「金ぞくと電気の流れ」 山元 千凡 さん 東京都品川区立城南小学校 4年
「すいかジュースの研究」 北見 佳奈 さん 埼玉県所沢市立小手指小学校 4年
「家から学校までのきょり」 坂本 真大 さん 神奈川県小田原市立芦子小学校 4年
「脈拍数調べ」 坪井あかね さん 静岡県富士市立岩松北小学校 5年
「うちわの風パワーをはかってみよう」 田中美乃里 さん 静岡県富士市立青葉台小学校 5年
「小学校の校歌調べ」 今井 菜摘 さん 神奈川県藤沢市立鵠沼小学校 5年
「紙飛行機の「よう力」を測ってみよう」 ト部 悠樹 さん 富山県高岡市立定塚小学校 1年
ト部 夏樹 さん 富山県高岡市立定塚小学校 5年
「電力と放熱について」 奥村  練 さん 神奈川県横浜市立篠原西小学校 6年
「石舞台古墳をはかりました」 宮沢 拓磨 さん 神奈川県平塚市立崇善小学校 6年
「よくとぶ紙飛行機の研究」 吉本 光貴 さん 神奈川県平塚市立松が丘小学校 6年


5. 努力賞

「測ってみよう 子供の体!!」 渡辺 みのり さん 福島県福島市立庭坂小学校 5年





平成23年度  計量啓発標語 入選作品紹介

広く計量への参加意識を高めてもらうことを目的に、当会会員、地方計量行政機関、計量関係団体、企業を通じて計量啓発標語を募集したところ、 679点の応募がありました。計量記念日実行委員会において審査を行ない、最優秀作品 1点、優秀作品2点、佳作12点を決定しました。



入賞作品一覧


1.最優秀作品賞
「 信頼の 絆深める 正しい計量 」 阿久津有紀 さん 高崎市立第一中学校

2.優秀作品賞
「 不確かな 時代が求める 正確さ 」 竹下 英司 さん 社会保険労務士
「 消費者の 笑顔支える 正しい計量 」 大山智香子 さん 助産師

3.佳作
「 社会は望む 確かな品質 みんなで応える 適正計量 」 川野 洋平 さん マツダ(株)
「 経済の 礎(いしずえ)になう 計量管理 」 大島 正男 さん (社)新潟県計量協会
「 消費者の 信頼広げる 正しい計量 」 小寺 光雄 さん  
「学校で 習った長さの はかりかた 家でもれんしゅう 
みんなのために 」
本間 百詠 さん 函館市立北美原小学校
“どうだろう?”「想像・勘より、迷わず計量」 山本 治良 さん パナソニック エレクトロニクスデバイスジャパン(株)
「 計測を極めてつくる世界品質 」 竹原 誠一 さん パナソニック エレクトロニクスデバイスジャパン(株)
「 計量が 世界をつなぐ 懸け橋に 」 黒澤 一生 さん 高崎市立第一中学校
「 計量は 世界の基準 作ってる 」 高瀬 陽南子 さん 高崎市立第一中学校
「 計量の 正しい数値は 共通語 」 秋山 紗佑里 さん 高崎市立第一中学校
「 計量は みんなの信用 支えてる 」 新井 湧人 さん 高崎市立群馬南中学校
「 計量は 世界を結ぶ 第一歩 」 横堀 愛美 さん 高崎市立群馬南中学校
「 確かな計量 つながる信頼 」 森広 幸恵 さん (株)京阪百貨店




計量記念日関連事業に関するお問い合せは・・・

一般社団法人日本計量振興協会 事業部
〒162−0837 東京都新宿区納戸町25−1
TEL:03-3269-3259 FAX:03-3268-2553
e-mail : kinenbi@nikkeishin.or.jp

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