☆内容量200gと表示されている商品の中身は、正しく200gに計量されていなければなりません

どんなに注意して計量しても、ある程度の誤差が生じてしまいます。そこで、計量法では許される誤差(量目公差)の範囲内で計量することを義務づけています。

また、ビン詰・缶詰や袋詰した特定の商品を製造・販売する事業者や輸入する事業者には、内容量及び名称・住所を表記させています。

都道府県・特定市などでは、立入検査などで量目公差の範囲を超えて少ない商品があったときは、必要に応じて販売事業者等に勧告・公表・改善命令を行い、正確な計量が行われるように努めています。
量目公差を超える大きな不足が生じる原因としては、以下の要因が考えられます。
  ①風袋量に対する注意不足
引かなくてはいけない風袋量の引き忘れや引き間違い
  ②乾燥しやすい商品の自然減量に対する注意不足
  ③粗雑な計量
水平や零点など計量器の点検調整が不十分、計量器の周囲が乱雑ではかりに物が挟まっていたり接触している
  ④ラベルの貼り間違い等による不適切な表示
商品分類 許される誤差(量目公差)
精米、食肉、お茶、菓子、豆類等
50g超 ~ 100g 以下 2g
100g超 ~ 500g 以下 2%
野菜、漬物、魚介類、麺類、果物、海草等ー
50g超 ~ 100g 以下 3g
100g超 ~ 500g 以下 3%
しょうゆ、食酢、洋酒等の体積商品
50ml超  ~ 100ml 以下 2ml
100ml超  ~ 500ml 以下  2%

| 前に戻る | 次に進む | 目次へ戻る |
ページTOPへ









           
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
 
 
 
   
 
 
           
       
  一般社団法人 日本計量振興協会
〒162-0837 東京都新宿区納戸町25-1